血と硝煙の溢れる街での物語り。
感情を持たない少女は今日も淡々と依頼をこなし、
人を殺していく。
そこには一切の躊躇は無く、
憎しみも憐憫も無い。
故に彼女は生きる人形で、
淡々と時を過ごしていく。
ある日、少女は男を拾った。
ボロボロの衣服を纏い、血だらけになった体は全身が赤く染まっていた。
彼は同業者で、つまりは少女と同じ人殺し。
しかし、彼は何かが違った。
これは切なく悲しい物語。
読むも読まないもあなたの自由。
さあ、物語の始まりだ。
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